この記事を書いてるのは梅雨。
こんな蒸し暑いのにギターの管理大丈夫なのか?
そう思ったそこのアナタ!
ギターを愛していますね。
まず最初に申し上げますと。日本は気候の関係上1年中ず~っと湿度のコントロールが必要。
お持ちのギター、特にアコギが結構いいお値段の場合は湿度計だけでも買って部屋の環境をチェックしましょう。
ちょっと良い湿度計買いました。
梅雨はアコギ管理には湿度が高すぎます。
ギターの理想の保管環境は温度が20-25度程度、湿度が50%前後と言われています。
ですが日本の梅雨は平気で毎日湿度が80%を叩き出し、エアコンをつけても50%まで下がるなんてことはありません。
ギターにとっては非常に良くない環境です。
湿度を下げるのは非常に難しくて除湿器を使う以外にほとんど方法がないと思います。
ハードケースに入れてしまう方法ありますが毎回しまうの大変ですよね。
湿度が高くても壊れることはありませんが
高温多湿の環境になるとアコギはボディトップの膨らみが起こる場合が多々あります。
このボディ膨らみが怖いので僕はギターの弦を緩めて管理することが多いです。
アコギのボディの膨らみは個人では直せない。
アコギのボディが膨らむと弦高が高くなってしまい演奏のしづらいギターになってしまいます。
そして個人でのリペアは非常に難しいとされています。
僕が過去にアコギのボディ膨らみをリペアしてもらおうと某楽器店に持ち込んだところ
期間は半年、費用は安く見積もって5万はかかると考えて下さいネ!
と言われました。
ネックの反りやサドルの調整、ブレイシングの剥がれなどチェックして直すとそれぐらいはかかるのも理解できます。
※今現在そのアコギは自力で直して様子見中です。
つまり梅雨の湿度には気を付けろってことですね。
冬はアコギ保管には乾燥しすぎです。
夏と梅雨だけでなく冬の感想も注意しないといけません。
湿度が高い分にはトラブルが起きても故障はしませんが、乾燥しすぎると、木材に割れやヒビなどクラックが入る可能性もあります。
楽器店では暖房が効いてるケースもあるため、乾燥の方が慎重に管理しているようですね。
自宅での乾燥の対処方法は濡れたバスタオルを吊るす、締めきった部屋に保管する、ハードケースに湿度調整剤を入れて保管するなどの方法があります。
ハードケースに入れると練習量が減るのであまりしたくはありませんが
除湿と比べて加湿は対応が簡単です。
アコギ保管のために除湿器を買った結果
梅雨に除湿器を使ってどれぐらいギターに適した環境になるか試しました。
梅雨になると締め切った状態でエアコンのない部屋は常に80%を超える結果になってしまいます。
30度で80%なんて人間でもおかしくなりそうな環境なので移動。
基本的にエアコンがあるリビングで保管、エアコンで24時間ドライにする、室温は25ぐらい、湿度は低い時で65%、高い時で80%程度です。
湿度が上がるのは風呂上りにゴロゴロしてたり、料理をするため。
購入したのは15000円ぐらいの除湿器。1日5Lぐらい除湿するんだとか。
1万円以下の除湿器は性能がどうみても低いモデルばかりだったので仕方なくアイリスオーヤマと悩んで謎の中華ブランドの除湿器を購入。
アイリスオーヤマの製品は湿度が50%を目指す作りでそれ以下には出来ないようでした。
かたや、謎の中華ブランドAoxun(アオシュン?)は35%ぐらいから5%刻みで湿度の設定が出来るとのこと。これが決めてで購入でした。
梅雨の天気の良い日でエアコンはドライを付けっぱなしで70%程度だったんですが、エアコンのドライから冷房に切り替え、そしてAoxunの除湿器をON
設定は50%にして1時間程度で、、
湿度が60%前後まで下がりました。
まぁまぁ効果あり!
目標は50パーセント台なので中々の滑り出しです。
長期間の観測も随時載せていきます。